槇永 優
Suguru Makinaga
ジンフィズは自分の中で苦手意識のあるカクテルだったので、あえて選んでみようと思いました。
(大阪時代に大変お世話になった川崎さんの紹介ということで、バーテンダーの技量が試されるとされるジンフィズを通して「初心を大切にしよう」という思いも込めて。)
ジンフィズを調べてみると、いくつかのレシピが見つかりましたが、今回はイギリスの有名バーテンダー”トリスタン・ステファンソン”さんのレシピにインスパイアされました。理由は、シップスミスが”イギリス”という国を大切にしている事と、トリスタンさんは、私が尊敬するバーテンダーの1人だからです。カクテルのオリジナリティは「卵白」を入れる事。日本では卵白を加える事は稀ですが、世界全体で見ると、加える事が多いようです。
卵白のおかげで、カクテルは白い泡にまとわれ、シップスミスのアイコンである「スワン」のイメージと重なります。また、ミントを添えることで、「ウィンブルドン※」の緑美しいセンターコートを表現しています。
最後に、レモンピールと氷を添える事で、カクテルの温度が上がっても、美味しく飲む事ができます。 (※シップスミスは2021年に開催されたウィンブルドン・テニスとパートナーシップを組んだので、今のシップスミスを表現する上で、取り入れようと思いました。)