20歳でバーテンダーとして働き始め 夜はBAR、昼はアルバイトを転々としていました。 一度BARから離れイタリアン、鉄板フレンチで働くものの一年後の25歳頃にはまたバーテンダーとして働き出しました。 学生時代からBARに憧れていて1人で行く様になる頃にはすっかり居心地の良さにハマってしまい色んなBARを巡るのが大好きになっていました。 今でも一番の趣味はBAR巡りです。 バーテンダーでなかったら 正直全然思い付かないのですが、きっとBARを巡っているはずなのでBAR好きの社会人ですね。 バーホッパーと言う職業は無いので、飲み手のプロになれる様、研鑽している様な気がしています。

自分が飲み手側ならと良く考えます。 その時に一番飲みたい物、オーダーしてみたかった物、時間帯、考慮しながらお声がけしてお客様と共にカクテルを考える事がよく有ります。 僕ならBARに行ってバーテンダー側から声を掛けて貰った方が安心しますし、何より嬉しい気がします。 上記でも書きましたが、BAR巡りが好きな僕がBARに行って嬉しかった事や楽しかった事は忘れませんからね。 カクテルに表現する前にまず言葉、思う事、色、音、所作、そういった事からカクテルに取り組みます。 カクテルが決まればそこからまたグラス、ベース、アルコール度数の微調整、少しでも理想に近づける様、錯誤しながら一杯を仕上げます。 BARを好きなって楽しんで頂ける、それが何よりの僕の喜びです。 BARを巡り、バーテンダーの方々が思想・意志などをカクテルとして表したり、態度や言語で示したりと、表現はお店と人一体となって現れるのだと。この先も多くのBARを巡り、さらに良い影響を受けれるのが楽しみです。