京都府亀岡市産まれ、育ちも亀岡市。
大学時代にバーの世界の素晴らしさを知り、大学卒業後約3ヶ月かけて自転車で日本一周をしながら、ジントニック、生産者、器などを知るための旅に出る。旅の果てには京都市内のレストランバー勤務して、店長も務め、料理の素晴らしさも知る。現在は地元京都亀岡に戻り、亀岡駅前に
洋酒専門店 酒肆鬚髭を構える。
世界中からあつめた蒸溜酒と、ローカルのフローを受けながら、日々カクテルとそのバッグボーンを伝えることをお客様と、私自身が楽しんでいます。
吉田 光慶
Mitsuyoshi Yoshida
いま私が働く環境には、私以外にバーテンダーは身近にいません。ですが以前働いていた京都市内には切磋琢磨技を磨き、鎬を削った同世代のバーテンダーや、威風堂々な先輩バーテンダーさんがたくさんいました。そんなみなさんとたくさん使ったという思い出もありますが、ある日、試飲してくれた女性が、私のホワイトレディーに対して、「1番、ホワイトレディー、白い”女性”らしいよ」と褒めてくれました。その日から、カクテルの名前や、イメージなどのバッグボーンなどを見つめなおして、自分なりに解釈して、組み立てるというカクテルメイキングを始めました。 そしてそのカクテルを初めて飲む人にとっても、よく飲む人にとっても、みなさんのイメージを崩さずに、僕のロジックが伝われば幸せです。