このサイトはお酒に関する内容を含んでいます。
あなたは20歳以上ですか?
Gin Fizz ジンフィズ
京都 / 河原町・木屋町・先斗町エリア
余計な味がしない
ジンフィズ

山添 直樹

Naoki Yamazoe

名古屋出身で大学入学を期に京都に来ました。在学中に客としてバーで飲む楽しさを知り、卒業後にバーで働き始めました。
9年前から京都市内でジンをメイン商材としたバーを経営しております。
もしもバーテンダーでなかったら何になっていたと思いますか?
カウンター越しに色々な職業の方の話を聞いてきましたから、今の知識や感覚のまま若返ったらやってみたい仕事は沢山あります。 しかし当時の私からバーテンダーという選択肢を排除したら何をやるにしても「仕方なく」だったでしょうし、長く続けることは出来なかったと思います。 当時の経験値と視野では、バーテンダーしかやりたいことがありませんでしたね。
①で答えた生き方は自分のカクテル表現にどう影響していると思いますか?
他人と違うことをして、自分を表現したいというありふれた気持ちはあります。 しかし必要性がないことはしたくない、というのが22歳の自分にももうすぐ36歳になる自分にもあります。 ですから多様なボタニカルで構成されているジンをカクテルにする場合、副材料を足すよりも、ベースのジンを「見やすく」するレシピばかりを考えます。 既に成立しているものに必要なことは、足すのではなく、理解しやすくすることだと思うのです。
CLASSIC COCKTAIL
Gin Fizz
ジンフィズ
ジン、レモンジュース、シュガー、そしてソーダという極めてシンプルな材料で作るロングカクテルです。甘み・酸味・苦味のバランス感覚やシェイクの技術が求められるため、バーテンダーの力量が試されるカクテルとも言われます。このカクテルへの挑戦は、バーテンダーが自分自身を見つめ直す行為と言えるかもしれません。

日本は欧米諸国などと比べるとバー利用客が少なく、高いアルコールも苦手な方がほとんどです。 ジンが流行っているのもバー界隈だけのことですから、バーに来ない8割以上の日本人にとって飲みやすい、また理解しやすいカクテルでアプローチしたいのでジンフィズを選びました。 レモンチューハイと明確に差別化し、ベースの個性を活かし、かつビギナーにとって飲みやすくすることを心がけました。 シェイクではなくソーダ以外の材料も全てステアで混ぜます。そうするとレモンの量が少なくても香りはしっかり残り、過度に酸っぱい味になりません。 硬水のコントレックスを入れることでジンを増やさなくてもドリンクの背骨がしっかりします。 飲みやすい度数ながら、SIPSMITHの味やアーモンドのようなコクのある香りが活き、全体的に厚みを感じさせる仕上がりとなっております。

Cocktail
① SIPSMITH LONDON DRY GIN
30ml
② レモンジュース
5ml
③ シュガーシロップ
2tsp
④ コントレックス(水)
10ml
⑤ ノセミネラルソーダ
70ml
SIPSMITHでもう一杯
Twist Cocktail
MIZUWARI
① SIPSMITH LONDON DRY GIN
30ml
② ノセミネラルウォーター
42ml
③ コントレックス
18ml