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Negroni ネグローニ
東京 / 東京・日本橋エリア
一意専心のネグローニ

中村 充宏

Mitsuhiro Nakamura

中村 充宏 (なかむら みつひろ)
1979年、東京都生まれ。東海大学卒。現在はザ ペニンシュラ東京、ピーターバーにてヘッドバーテンダーとして勤務。
シーバスリーガル、ボンベイサファイア、パトロン主催の各カクテル大会で優勝。世界大会では、部門優勝を獲得。2017年には、世界最大のバーテンダーシンポジウム"Tales of the Cocktail"にて日本人初のプレゼンターとなり、茶道を基にした日本式サービスを講演。その後、フランス、ロシア、サウジアラビアなど世界各地で、セミナーやゲストバーテンダーを行う。
麗扇会日本文化学院に入門し、渋沢麗扇に師事し、茶道、日本舞踊を研鑽。2020年、裏千家講師許状取得。
2021年、初の著書「自分をデザインする」を刊行。
もしもバーテンダーでなかったら何になっていたと思いますか?
スノーボードのインストラクター
①で答えた生き方は自分のカクテル表現にどう影響していると思いますか?
カクテル表現への影響ではないですが、追求する楽しさを教わりました。自分と向き合う一意専心の大切さが、今の私に影響しています。
CLASSIC COCKTAIL
Negroni
ネグローニ
ジン、カンパリ、スイートベルモットで作るイタリア生まれのカクテルです。甘苦くて複雑な味わいは世界でもトップクラスに人気があり、近年このシンプルなカクテルに再び注目が集まっています。そんな古くて新しいカクテルを、バーテンダーたちはどのように表現するのでしょうか。

ネグローニは、初めて美味しいと思った”カクテル”。 材料にカンパリではなく、マルティニビターを使用すると、ジンの骨格がスッと出る。それは、ジンベースがネグローニの基本にあり、ジンを味わうカクテルという事に回帰する。またシップスミスの華やかさ、特にジュニパーベリーの力強い味わいが、解き放たれたように躍動する。 ネグローニは伝統的なレシピがありながら、レシピに縛られない自由さがあり、お客様の好みに合わせられるカクテル。たとえ、違う味を追加したとしても受け入れる。この懐の深さも魅力。 甘味控え目、苦味強め、ジンはしっかりなど、お客様から味の要望を伺い、口の中に出来上がりの味をイメージする。液体が注がれるグラスを見ていると、好みの味のタイミングで注ぐ手が”自然と”止まる。ネグローニは、体とカクテルが一体化する特別なカクテル。

Cocktail
① SIPSMITH LONDON DRY GIN
30ml
② チンザノロッソ
15ml
③ マルティニビター
20ml
④ ガーニッシュにドライオレンジ
SIPSMITHでもう一杯
Twist Cocktail
Nerina
① SIPSMITH LONDON DRY GIN
30ml
② ミドリ
10ml
③ アマーロモンテネグロ
25ml
④ ガーニッシュ レモンピール